スープストックトーキョーのアートから生まれたスープが美味しそう!美術×食の可能性
はじめに
見るだけで目が満腹になるアート。そんなアートが食とコラボして本当にお腹が満たされるとしたら、いかがでしょうか?今回はそんなメニューをご紹介します。
スープストックトーキョーのアートから生まれたスープ
こちらのサイトをご覧ください。
ゴッホの玉葱のスープ、芸術家のレモンと鶏肉のスープ、オキーフのマッシュルームスープ、モネのボロ葱スープ、ゴッホの麦畑のスープ、ゴーギャンの麦畑のスープ、フェルメールの牛乳を注ぐ女のスープなど、アートが好きな人にとってはワクワクと想像力がかきたてられるスープのラインナップが並んでいます。
気になるお味はどうなのでしょうか?実食レポートはこちら。
「フェルメールの牛乳を注ぐ女のスープ」は、当時のオランダはジャガイモを食用としていなかったという史実をもとに、ジャガイモを使用しないなどこだわった作りですね。口当たりまろやかでコクのある味わいのようです。食欲がそそられますね!
ちなみに、フェルメールの牛乳を注ぐ女を題材にした面白アニメ動画について紹介している記事はこちら!とってもお茶目な牛乳を注ぐ女が楽しめますよ!
https://minoruha-runa.hatenablog.com/entry/2019/10/05/193328
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オキーフって誰?
先ほど挙げたスープ名の中では、モネやゴッホ、ゴーギャンなどが出てきましたが、「オキーフのマッシュルームスープ」もありましたよね?オキーフとはどんな画家なのでしょうか?彼女の作品を見てみましょう。
https://www.artpedia.asia/black-iris/から画像を引用
スープの色合いと近い作品「黒いアイリス」を選んでみました。花の圧倒的な存在感がすごいです。1926年に描かれ、メトロポリタン美術館に所蔵されている作品です。白黒と薄いピンクの少ない色数の中で、光の表現で立体感を出しています。
ジョージア・オキーフの生涯
1887年にアメリカ中西部のウィスコンシン州で生まれたジョージア・オキーフ。父はアイルランド系、母はハンガリーからの移民。7人兄弟の2番目の子供であり長女でした。
シカゴ美術館附属美術大学で絵画を学び、更にニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークに入学、ウィリアム・メリット・チェイスに師事しました。ニューヨーク滞在中に将来の夫となる写真家のスティーグリッツに出会っています。
オキーフは70年にも及ぶ長い画歴のなかで、ほとんど風景、花、そして動物の骨だけをテーマとして描きつづけました。なかでもオキーフの名を一躍有名にした、画面いっぱいに拡大された花の絵を描いた作品群や、牛の頭蓋骨をイコンのように威厳を込めて描いた作品群がよく知られています。またアメリカで(世界的にみても)抽象画を描きはじめた最初期の画家の一人でもあり、基本的には具象的モチーフにこだわりつつも、時おり抽象画も手がけ、生涯にわたって抽象への関心を抱き続けました。
おわりに
いかがだったでしょうか?スープストックトーキョーのアイデアが、新たな画家を知る糸口になってくれましたね。ラテアートやパンケーキアートなど、美術×食の可能性はまだまだ広がっています。それでは今回もみなさんに瞳の至福とお口の幸福が訪れますように!
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